5Z4/JK1FNL

  26-29 Dec.'07 


 2007年12月に、5Z4ケニアから5Z4/JK1FNLを運用しました。短時間の運用で少数の交信に終わりましたが、 免許取得の方法など、これからケニアで運用を計画される方の参考になると思い、レポートしたいと思います。



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  Part1 準備編  Part2 移動編  Part3 運用編  Part4 観光編

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ケニアへのDXバケーション

 2007年は、1月のFO/NA8O、CE0Y/JK1FNLに始まり、3月の9M4SDX、7月のNA8O/KH0、8月のNA8O/KL7と、 たくさんのエンティティから運用することができました。
 年末年始も海外旅行を計画しました。場所は、妻の強い希望でケニアのマサイマラが候補となりました。 彼女は10年ほど前に、一度ケニアに行ったことがあるそうです。
 正直言って、私はさほどケニアに魅力を感じませんでした。やはり、遠いと感じたこと、伝染病や怪我 (に伴う輸血)のリスクが高いこと、噂に聞くナイロビの治安の悪さ、などが理由です。
 しかし、チリ領のCE0Yを南米と考えれば、運用地でWACが完成に残すはアフリカだけです。 電波を出したことがない大陸ということで興味あります。ケニアの連盟のページに詳しい免許申請方法が 載っていたこともあり、無線運用にもチャレンジしてみることにして、ケニア旅行の計画を立て始めました。 この時点で、2007年10月です。

ケニアの免許情報

 ケニアで運用するための情報を集め始めました。 日本人の運用情報が集まっているJH3YKVのサイトで調べてみると、2004年4月10日のニュースとして、 ケニアの免許取得が容易になったとの情報がありました。

   http://jh3ykv.rgr.jp/mt/2004/04/easier_licensing_in_kenya.html

 また、実際に免許を取られた方もいらっしゃるようです。 毎度のお世話になるOH2MCNのサイトからの情報で、ケニアの無線連盟や行政当局のサイトを調べてみたところ、 申請方法もわかりました。時間的に間に合うかが心配でしたが、2カ月あるのでなんとかなるだろうと考え、 必要な書類を集め始めました。

    AMATEUR RADIO SOCIETY OF KENYA   http://www.qsl.net/arsk/



免許申請方法

 申請方法は、ARSKのページなどで紹介されていますから、そちらを参照して下さい。 以下は、それらを読んでの私の解釈とそれに基づいた行動です。申請方法は変わることもあり得ます。 このドキュメントが免許取得について、何らかの保証を与えるものではないことをお断りしておきます。
 ケニアのアマチュア無線ライセンスは、CEPTなどの協定に加わっていません。したがって、必ず申請が 必要となります。
 ビジター(今回の場合は日本人である私)の国(今回は日本)は、ケニアと何らかの関係を有している 必要があります。ケニアと日本は国交関係がありますから問題ありません。
 また、国籍を持つ国のケニアのフルライセンスに相当する有効な免許を所持している必要があります。 ノビスや30MHz以上といったライセンスでは駄目なようです。つまり、4アマでは無理だと思いますし、 10MHz、14MHzがNGな3アマも難しいのではと、私は思います。
 私は200Wの無線局免許ではありますが、1アマを持っていますので、この点は問題ありません。 1.5kWがOKなアメリカのAmateur Extraのライセンスもありますが、 current license from the country of citizenshipが必要という点で、今回の申請には使えないと判断しました。 たとえ電力が200Wに制限されたとしても、100W機を持っていくつもりなので、問題ありません。
 申請書は、ケニアの行政当局であるCCKのサイトから入手することができます。RF2というフォームです。

    CCK   http://www.cck.go.ke/application_forms/



免許申請の実際

 ビザが必要なことがわかりましたが、ビザ取得のためには滞在場所を記入して申請しなくてはならず、 そのためには、まず旅行(ホテル)を確定させなくてはなりません。
 おまけに、私のパスポートは11月半ばで切れてしまいます。そこで、次のような手順になります。
 パスポート申請 → 旅程確定を待ってビザ申請 → パスポートコピーの証明取得 → 申請&送金

 ライセンスのコピーは、総合通信局の英文証明でOKと考えました。パスポートの証明は、行政書士に 依頼することにして、インターネットで見つけた事務所に依頼しました。 さて、旅行の日程が確定しました。以前、HISで酷い目にあったことがあり、ミクロネシア、イースター島 などでは、その地域に強い代理店に依頼して手配旅行としていました。

 今回も、妻がインターネットで、アフリカに強そうな代理店を見つけてきました。いくつか見つけた ケニアの旅行記のページでも、その代理店の名前をよく目にしました。  また、取材コーディネートの実績もあるようなので、免許申請もお願いできるのではと考え、そこに 依頼することにしました。

    マックスサファリ    http://www.maxsafari.com/

 日程は、年内でなくなってしまう有給消化も考え、年末年始の休み前を含めて、12月24日から1月1日 までと決まりました。もっとも、最後の3日間はドバイ&機内です。本当は、1月6日まで休みの日程を 有効に使いたかったのですが、エアーチケットが取れませんでした。後述しますが、結果的にこの日程で 大正解、幸運でした。
 免許申請について、代理店に聞いてみたところ、申請代行してくれるとのこと。手数料は必要ですが、 十分納得できる範囲です。迷わずお願いすることにしました。
 代理店は銀座にあります。申請書類が揃ったところで、オフィスを訪ねて説明することにしました。 説明が終わって雑談中に、以前(私も面識がある)某氏のアフリカDXぺディションを手配した旅行社 であることが判明しました。たいへん心強く感じました。

 すぐに申請してくださったようで、12月12日に、免許が取得できた旨、連絡がありました。念のため、 免許のコピーを送ってもらうよう依頼しました。12月15日に、航空券等とともに届いたコピーを見ると、 コールサインは、5Z4/UKIFNLでした。これはこれで、運用すれば珍コールサインとして評判になるのかも 知れませんが、やはり不自然です。訂正をお願いしました。

 無事、12月20日に5Z4/JK1FNLに訂正されたと連絡がありました。現地に太いパイプがある代理店の強みですね。 コールサインの確定を受け、早速、運用予定を、JH3YKVや425DX NEWSに投稿しました。

機材の準備

 海外の移動運用では、TS-480HX、あるいはTS-480SATを使い分けていました。 今回は、少しでも荷物を軽くしたいと考え、新たにIC-7000を購入してしまいました。 CWインターフェースやRTTYインターフェースを用意し、動作を確認しました。

 同軸は、20mと30mを1本ずつ用意しました。アンテナは、きちんと調整することにして、 アンテナチューナーは用意せず、かわりにアンテナアナライザを用意することにしました。

 じつは、宿泊するロッジは自家発電で、電力供給時間が限られているのです。事前にWebページを チェックし、このことを知っていました。朝5時〜11時、および夕方17時半〜23時しか電気は使えません。 したがって、運用できない時間に、じっくりアンテナを調整できると考えました。

 アンテナは、10/14MHzのトラップダイポールを作っておきました。 加えて、7/21MHzのエンドフェッドアンテナの給電部やバランなどを用意しました。 電力供給の関係で短時間しか運用できないことが予想されたので、あまり大げさなアンテナを 立ててもしょうがないと考えました。

 電力供給される運用時間が限られることから、サブのリグとして、電池で動くFT-817を持っていくことも 検討しました。しかし5W以下の運用では難しいと考えました。また、バッテリーを持っていくことも 考えました。しかし、重いこと、空港での荷物検査の際にトラブルになることを懸念したこと、 などから断念しました。

 また、サバンナのゲームドライブ(サファリツアー)でサバンナを走り回ることから、GPSロガーを 入手して持っていくことにしました。GPSから得た位置情報を、ひたすら蓄えるものです。そのデータを 地図に表示させることも可能です。

感染症対策

 感染症対策として、黄熱病の予防接種を受けることにしました。
 黄熱病の予防接種を受けて得られる証明書(イエローカードといいます)がないと、入国が認められない場合があります。 今回は、日本−(ドバイ)−ケニア−ドバイ−日本なので問題ないのですが、他のアフリカの国からケニアに入国する 場合や乗継ルートによって、イエローカードが必要となります。今回は必須ではありませんが、念のため受けることにしました。

 黄熱病予防接種は、検疫所、あるいは検疫協会でなくては受けることができません。私の場合、東京検疫所、横浜検疫所、 東京検疫協会のいずれかが候補になりました。結局、お台場の東京検疫所まで行って受けてきました。
 東京検疫所での実施は週1回のみで、事前の予約が必要です。加えて、イエローカードが有効なのは、接種後10日目から (10年間)となります。したがって、受ける場合は、時間に余裕を持つ必要があります。

 もうひとつ、マラリアも心配ですが、予防薬には副作用があるらしいと聞き、また蚊が少ないサバンナなので、短期の 滞在では感染の可能性は低いと考え、事前の対策は取らないこととしました。

ケニア マサイマラへ

 12月24日夕方に羽田空港へ移動、関空、ドバイと乗継ぎ、25日はナイロビで一泊、翌26日にマサイマラに到着しました。
 エミレーツ航空 関空−ドバイは、深夜出発で早朝着なので楽でした。11時間の飛行時間中、7時間くらい寝ていました。
 エミレーツ航空 ドバイ−ナイロビも順調でした。ナイロビの空港での入国審査も問題ありませんでした。外務省のページに、空港職員が賄賂を要求することもあるなどと書かれていたので心配していましたが、荷物もノーチェックでした。ケニア人は、厳しく荷物をチェックされていたようです。
 ナイロビで、ガイドから免許を受け取りました。申請書類のうち、パスポートのコピーとライセンスのコピーも返却されていましたが、パスポートのコピーは、不鮮明でほとんど内容が読み取れません。日本からFAXで送られたようです。写真部分なんて、真っ黒で顔の形さえわかりません。本当に、行政書士に証明してもらう必要はあったのでしょうか… まぁ、旅行代理店が証明してくれたってことなんでしょうね。
 ちなみに、免許の内容は、オールモード、オールバンドがOKですが、50MHzは割り当てられていませんでした。


ナイロビのホテルの入り口。金属探知機のゲートをくぐらないとホテルに入ることができない。
やはり、治安が悪いのだろうか。



朝、ホテルの部屋から虹が見えた。この部屋は窓が開かない。アンテナを出すことができず、
無線運用はできなかった。


 ナイロビに一泊した翌日のナイロビ−マサイマラは、ケニア航空国内線での移動です。荷物の制限が15kg と厳しく、小型の機材ということを考えて、それまで機内持ち込みとしていた荷物もうっかり計量してしまい、 ふたりで19kgオーバーで、たっぷり過積載料金を取られました(といっても往復で7,000円くらい)。


マサイマラの空港(?)



滑走路のすぐ近くにも野生動物がいる。ホテルに向かって走り出してすぐのところでゾウを発見。


 ホテル(ロッジ)は、東側に大草原を見下ろす丘の上のグッドロケーションです。

    ムパタサファリクラブ     http://www.mpata.com/japanese/index.html

 ホテルには、事前にアンテナを立てたい(張りたい)こと、バッテリーが余っていたらお借りしたいことを メールで伝えていましたが、お返事をいただけていませんでした。そこで、まずはアンテナのことをお願い したところ、まったく問題ないとのお返事でした。釣竿を数本立てて、そこからワイヤーを張る程度という 説明の仕方でしたから、巨大なビームアンテナを持ち込んだ場合は、OKかはわかりません。
 最初に、日本で作っていった10/14MHzのダイポールを張りました。トラップを入れた2バンドアンテナです。 明るいうちに、アナライザを使い、14MHzだけでもと思い調整しました(この時点では、夜のなると蚊が多く なるのではと警戒していました)。どうにか、夕方のゲームドライブ(サファリツアー)までに10MHzの調整も 完了させることができました。


ロッジの中からサバンナを見下ろす。この方向がほぼJAの方向。

初日(12月26日)の運用


初日の運用に備えてアンテナ設置中

 ゲームドライブを終え、ディナーを終えた21:00(03:00JST)頃から10MHzで運用を開始しました。 しかし、ほとんど呼ばれませんし、聞こえません。14MHzでもCQを出しましたが、送信していると、 だんだんSWRが悪くなる雰囲気です。トラップの問題でしょうか。10MHzはそのようなこともなく、 調整が間に合ってよかったと、心から思いました。 ようやく、10MHzで22:00頃からポツポツ呼ばれだし、22:10頃から小さなパイルアップになりました。 22:20頃にスプリットに切り替えました。JA7AGO、JA7ZPを皮切りに、日本からも呼ばれ始めました。

 ところが、パイルが大きくなってきた23:00に、予定通り電源供給終了です。結局この日は、 60局強の交信に終わりました。とりあえず、8月のNA8O/KL7の初日の40局は越すことができました。 あと、2時間くらい運用できれば、嬉しかったのですが。

 ちなみに、電源供給が終了すると、真っ暗になるわけです。星空が楽しみでした。 しかし、この日は、雲が多く、星を見ることはできませんでした。

二日目(12月27日)の運用

 二日目は、朝と夕にゲームドライブの予定が入っています。朝は、ゲームドライブと朝食終了後の 9時半頃から受信しましたが、何も聞こえません。

 夕方のゲームドライブ終了後、初日よりもディナーを早めの時間にして、20時過ぎから受信を開始しました。 昼間のうちに7MHzのGPも立てたので、7,10,14MHzを行ったりきたりしましたが、何も聞こえませんしCQへの 応答もありません。

 初日に実績を上げた10MHzでCQを出し続けるも、応答がありません。ようやく呼ばれ始めたのは、 22:50近くでした。停電まであと10分ほどしかありません。

 結局この日は、わずか13QSOで終了しました。コンディションが良くなってきた感があったので、 責めてあと1時間電気があればと残念に思いました。
 悔しい悔しい停電後の唯一の楽しみの星空! この日は雲がありません。 ところが、嗚呼! 月が明るすぎて、星がろくに見えないのでした。


停電している時間はアンテナ設置にいそしむ。14MHzのGP。


三日目(12月28日)の運用

 三日目は、朝のゲームドライブを長時間にアレンジしました。したがって、朝は運用できません。 その代わり夕方のゲームドライブがないので、夕方早い時間から運用できると期待していました。
 ところが、昼間に入れたマサイの村訪問の出発が遅れ、その結果ホテルへの帰着も遅れてしまいました。 ゲームドライブから帰ってくるのと30分くらいしか違いませんでした。
 18時半頃から受信するも、やはり聞こえません。21時半より早い時間は開けないだろうと、 不安定だった14MHzのアンテナを作り変えるなどし、ディナーも済ませました。
 ホテルの方が、バッテリーを探してくださいましたが、残念ながらないとのことでした。


リゾートホテルでは必ず屋外用のイスがある。アンテナの基台として活用することが多い。
エレベーテッドラジアルがステー代わりになる


 結局、呼ばれ始めたのは、やはり10MHzで、22:20頃からでした。約40分で36局と交信できました。 結構呼ばれているのですが、ペースは上がりませんでした。
 嬉しかったのは、JA1HGYさんと交信できたこと。これで、またCQ誌の誌面でカードを 紹介していただけるかも知れません。

最終日(12月29日)の運用

 この日でケニアともおさらばです。電力供給が始まる5時に起きて受信を始めました。  ところが、ほとんど聞こえません。ときおり聞こえる局は、アフリカの局です。14MHz SSBでエチオピアが聞こえていましたが、相手のヨーロッパの局は聞こえませんでした。  結局、7MHzで2局、14MHzで3局のわずか5局で見切りをつけ、CQを出し続けながらも、アンテナの撤収を開始しました。  結局、総計で116QSOという結果となりました。日本の局とは29局でした。


運用中。応答がないので、ヘッドフォンもつけずに、ログ整理をしながらCQ送信中。

ゲームドライブ

 ゲームドライブは、素晴らしかったです。もっとも、空港(というより単にサバンナに滑走路があるだけ)からロッジに向かう途中でさえ、多くの動物を見つけることができるのですから、保護区のなかではなおさらです。


チータは姿勢がいい。
妻は前回のケニア旅行ではチータを見ることができなかったとのことで、
今回念願がかなった。白いのはゴミではなく花。



日の出直後のサバンナ 逆行の中、ゾウのシルエットが浮かんだ。



ライオンがシマウマをしとめていた。咥えて持ち上げ、向きを変えた。すごい力。
ライオンが狩りをするのはメスだけといわれているが、オスも狩りをする。



意外なことに、カバはアフリカで 2番目に多く人間を殺している生物。
猛獣といってよい。臆病ゆえに、水場との位置関係によっては、人間に向かって体当たりしてくるそうだ。



GPSロガーとGoogleマップでゲームドライブの軌跡を再現
斜めの線は5Z-5Hの国境(越境してる)


マサイの村訪問

 アフリカ行きは、気が重たかったはずなのに、帰ってきたら、またアフリカに行ってみたいと考えていることに、自分でも驚いています。 訪れたマサイの村の案内役との会話です。 「どこから来たの? 日本?」 「ええ、東京の側の横浜というところからです」 「横浜ね。横浜桐蔭大学ってあるだろ。そこの教授のひとりは友人だよ。その大学に教えに行ったことがあるよ」 腰には携帯電話がぶら下がっています。じつは、かなりのインテリと見ました。ところが、牛の糞で造られた家で、豹やライオンから生活の糧であり家族でもある牛や山羊を守りながら暮らしているのです。とても、不思議に感じました。
マサイの村のおねえさん、おかあさんたち

ケニアをあとに

 マサイマラのホテル出発は、12月29日10時の予定でしたが、飛行機が遅れるとのことで、 11時頃の出発に変更となりました。そこで、チェックアウト後も、ホテルの図書コーナーでごろごろしていました。 気持ちがいいのと早起きしたので、ついうとうととしてしまい、気が付いたら11時半でした。 一瞬置いていかれたかと思いましたが、まだ飛行機が ナイロビを出る気配もないとのことでした。
 妻が図書コーナーにあったリア・ディゾンの写真集を持ってきました。なんと、このホテルが撮影場所のひとつで、 私が寝っころがっていた、まさにその場所で写真を撮っているではないですか。思わず、ソファーにすりすり。って、 わたしゃ変態か。
 ホテルのご好意で、昼食が出ました。ドバイへの乗り継ぎを考えると、ナイロビで食事をする時間はありませんから、 たいへん助かりました。
 結局、3時間遅れで飛行機が来ることになり、1時頃にホテルを出発。サバンナの空港(というか、滑走路) でもしばらく待って、ようやく乗り込むことができました。ナイロビでは、国内線空港に着くはずが、 国際線空港に変更になりました。
 これで、空港間の車での移動時間が浮いたはずだったのですが、飛行機から荷物が出てくるのに時間がかかり、 ほとんど余裕なくドバイ行きに乗り換えることとなりました。国内線ターミナルからエミレーツ航空国際線ターミナル まで、ケニア航空スタッフにせかされながら走っての移動でした。
 お土産を買う時間はほとんどありませんでした。ナイロビで立ち寄るはずだったレストランの食事は、ガイドが お弁当にして持ってきてくれました。でも、もうホテルで食べてきたのでおなかいっぱいでした。

 ドバイに到着したのは、真夜中でした。外国人による無線運用が認められない国なので、無線機材を持ち込めるかが 心配だったのですが、まったく問題ありませんでした。
 ちなみにドバイ空港のタクシー乗り場はたいへんな混雑です。到着が深夜ということもあり、ホテルに(有料の)送迎 を頼んであったのですが大正解でした。タクシーなら、ホテル着が数時間遅れたことでしょう。

 2日間滞在し、1月1日現地出発、同日夜に自宅に帰りつきました。

おわりに

 そこそこ治安がよく(というか、安心して泊まれるリゾートがあって)、日本人へのライセンス発行の実績がある国 として、タンザニア、ナミビア、ボツアナ、レソト、ウガンダなどがあります。
 今回のケニアの免許は、2008年11月いっぱい有効です。また、アフリカに行ってみたいです。

 QSLカードは、枚数が少ないのでカラープリンターで印刷することにしました。800枚も撮影した写真から、 選りすぐり(の「つもり」)の写真で構成しました。1枚、コールサインに引っ掛けた駄洒落の写真を入れて おきました。わかりますか。

QSLカード

 12月29日、ドバイへの飛行機のなかで12月27日のケニア大統領選挙で野党候補が当選確定とのニュースが流れました。 ところが、翌日、ドバイのホテルの部屋でBBCを見ていたら、現職の与党候補が当選といっています。合わせて、 選挙結果に疑問を持った人々が暴動を起こしているとのニュースもありました。
 帰国後、代理店からのメールで知ったのですが、29日に国内線が遅れたのは、ナイロビ市内での暴動の影響 だったそうです。この日程だったことは、たいへん運がよかったようです。

 ケニア情勢もしばらくすれば落ち着くことでしょう。サンスポットがあがった頃に、ぜひ再び訪れてみたいと考えています。


おしまい