JK1FNL/VK4

  20-27 Dec.'08 

 2008年12月の オーストラリア ケアンズでの運用記(というより旅行記)です。




年末の休みはケアンズ

 ケアンズは、オーストラリア本土ですから、DXCCでもIOTAでも希少価値はありません(オーストラリア「大陸」もIOTAナンバーがあることには、驚きました)。したがって、アマチュア無線的には、あまり魅力がある場所ではありません。

 ただ、無線なしで考えると、とてもよいところです。10年前に一度旅行したのですが、自然に囲まれた小さな街で、とても印象がよかったです。そのときは、初めてのオーストラリアということもあり、やはり都会にも足を伸ばして見たくて、ケアンズに加えシドニーにも滞在しました。しかし、オリンピックのための工事がいたるところで行われているなど、ちょっと騒々しい感じでした。「シドニーなしで、ずっとケアンズにいればよかった...」なんて思ったものです。

 今回は、円高メリットを享受することにして、バケーション主体でケアンズ滞在を楽しむことにしました。

 例によって、急に旅行の予定を決めたのですが、アマチュア無線の免許も問題ありません。日本の免許があれば運用できるのです。そこで、HFの無線機も持参することにしました。

ケアンズに決まるまで

 12月は、10日以降、仕事のスケジュールがぽっかり空いてしまいました。年内で無効となってしまう有給休暇が目いっぱい残っていることもあり、思い切って12月22日から始まる最終週は休暇を取ることにしてしまいました。
 この週は、23日が祭日、勤務最終日の26日は事実上半日で終わりなので、3日半休めばよいことになります。
 本来の年末年始休暇とくっつければ、なんと2週間連続の休暇となりますが、後半は日本でのんびりすることにしました(というより、1月中旬の某資格試験の勉強に充てることにしたのです。なんて言いつつ、この運用記を書いてますが)。

 今回の行き先は、ほぼ妻任せでした。円高メリットを享受できるオーストラリアに、安価なニューギニア航空で行くこととし、ケアンズ一週間に決定しました。ただ、燃料サーチャージがまだ安くなっていないのは、悔しいところです。妻の目的は、第一にダイビングのようです。もちろん、ショッピングもたくらんでいることでしょう。

 オーストラリアでダイビングという方針が決まったことで、クリスマス島(VK9X)という選択肢も思い浮かびました。11月がピークとされるカニの大移動も見られるかも知れません。孵化したカニの幼生を食べにやってくるジンベイザメも魅力的です。
 しかし、安いツアーがあるわけでもなく、自己手配は時間の関係で難しいと判断、次の機会としました。

 ニューギニア航空は、パプアニューギニアのポートレスビーで乗り継ぎがあります。行きは、かなり待ち時間があります。とはいえ、料金はかなり安いようです。週1便なので、必然的に土曜出発土曜帰国の日程となります。

オーストラリアの運用情報

 オーストラリアでの運用情報については、JARA(Japan Amateur Radio in Australia)のページがたいへん充実しています。

  JARA(Japan Amateur Radio in Australia) 

 同サイトの掲示板にも解説がありますが、2008年2月14日より、日本のアマチュア無線の免許があれば、免許申請なしでオーストラリアでの運用が可能となりました。
 いくつかの条件や決まりがありますから、詳しくは下記ドキュメントを参照してください。

  RadcomOverseasAmateursVisitinAustCL2008.pdf 

 私は今回の場合では、JK1FNL/VK4(ドキュメントどおりならJK1FNL/VKでよいようですが)で、オールバンド、オールモードで運用可能です。SSBは400W PEP、CWは120Wまで許可されます。

フライトキャンセル〜ジェットスター航空でケアンズ到着

 出発前日、帰宅すると旅行社からフライトキャンセルの連絡があったとのこと。ニューギニア航空の機材の都合だそうです。ジェットスター航空の直行便に変更とのことです。
 すでに夜遅い時間なので、旅行社にもニューギニア航空にも、営業時間外で電話連絡不可能です。とくに、ニューギニア航空は、電話連絡可なのは、フライトがある土曜日の15時以降のみとのこと。

 ジェットスター航空は、提供サービスを絞込むことで格安運賃を可能としている航空会社です。したがって、チケットの種類によっては食事さえも出ません。果たして、食事は提供されるのか。毛布は配られるのか...

 もうひとつの懸念は、荷物の重量です。どちらも預け荷物が20kgを1個という点は同じなのですが、ニューギニア航空はダイビング機材は別枠で15kgまで可能なのです。私は、軽機材しか持っていくつもりはなかったのですが、それでもふたりで数kgはあるのではないでしょうか。追加料金を取られては、納得できないところです。

 ニューギニア航空に確認できる15時は、すでに自宅を出発している可能性があります。したがって、もしダイビング機材の別扱いが駄目なら、それから荷造りしなおすのは難しいことになります。
 そのため、夫婦で20kg 2個に収めることにしました。結果、各18kgくらいに収まりました。4kgの余裕です。いつもは手荷物にしている電源を入れたので、帰りはそれを手荷物にすれば6kgの余裕です。格安料金が売り物のジェットスター航空は、荷物制限がシビアーかも知れませんが、普通の航空会社はプラス5kgくらいは問題ないと経験上わかってます。行きがクリアできれば、帰りはまず問題ないと判断しました。


おいしいビールが待っているはず。
最初にケアンズに行ったとき、街中にXXXXと書かれた看板があり、怪しいお店だらけかと驚いた。
XXXXはビールの銘柄と知り、安心したものでした。


 成田市内まで渋滞なしで到着。時間に余裕があるので、市内のショッピングセンターに寄ろうと考えたのですが、ショッピングセンターの駐車場渋滞で断念。ちょっと早めに駐車場に車を置いて空港へ付くこととなりました。
 集合時間を10分ほど過ぎて、ニューギニア航空から説明がありました。といっても、これからジェットスター航空のカウンターにお連れしますという言葉だけ。
 ここで、私が質問。「詳しい説明を受けていない。食事等機内サービスの差はどうなるのか。ダイビング機材があるが、扱いが不明だったので荷物をまとめてきた。重量オーバーだった場合の超過料金はどうなるのか」などです。
 「食事や毛布は提供する。超過料金が発生したら、ニューギニア航空のカウンターで申し出てくれ」とのことでした。

 結局、荷物は自宅で測ってきた通りで問題なしでした。
 また、ジェットスター航空内でのサービスも、ほぼ問題なかったように思います。離陸直後の飲み物と夕食も、ちゃんと出ました。ただし、アルコールは別料金だったようです(飲みたいと思わなかったので関係なし)。毛布やヘッドホンも提供されました。ただし、朝食(軽食)の際の飲み物が出ませんでした。出ているひともいるのに... 出ないのか、配り忘れなのかはわかりません。質問しようにも、その後、フライトアテンダントが回ってきたのは、着陸直前のゴミ回収のときでした。

 ジェットスター航空は、カンタス航空と日本航空の3社でのコードシェア便となっています。したがって、そんなに極端にサービスが悪いということはないように思いました。とくに行きの便は、寝ていればいいわけですから、あれで十分でしょう。場合によっては、食事なしでも十分なのでしょうね。

 早朝4時頃にケアンズ到着。ホテルに入れるのは、14時からですから、この待ち時間は長いです。本来なら、11時頃到着の予定でした。もっとも、ポートモレスビーの空港で待つか、ホテルロビーで待つかなら、ホテルロビーのほうが快適でしょう。
 ホテルまで案内して下さったガイドの方は、今回の送迎が我々だけだったので、1時間以上ホテルロビーでお付き合い下さいました。こちらも、現地ツアーを申し込むつもりでしたので、いろいろ相談でき好都合でした。


半日ツアー参加前に朝食を求めて埠頭に


 ホテルチェックインまでの時間をつぶすべく、午前中の半日ツアーに申し込み、さらにはクリスマスでほとんどの商店が閉まってしまう25日は夕食付きのツアーに申し込みました。


申し込んだのは熱帯雨林でのハマーでのドライブ。75度まで登れるそうだ。


 半日ツアーに出発前の8時頃に、ホテル側が部屋を用意してくれました。部屋は西向きですが、JA方向はばっちり開けています。期待が高まりました。

初日は18MHzから運用開始

 お昼過ぎにホテルに戻りました。さっそく、釣竿を設置しました。ワイヤー長は6mくらいとし、5mほどのラジアルを2本ベランダに這わせました。


ベランダでアンテナ作業中。これは数日後なので、すでに顔がまっくろ。


 電源をつなぎ、スイッチを入れたところ、無事電圧が出ました。ところが、すぐに電圧が出なくなってしまいました。マルタに続き電源トラブルかとあわてましたが、しばらくして、変換プラグが緩くしか刺さらないことに気が付きました。変換プラグの端子を少し広げて、差し込み直すことで解決しました。
 いくつかのバンドを受信したところ、18MHz SSBでJA局のCQが聞こえました。何回かCQを出し続けていたので、JK1FNL/VK4でコール。応答いただき、02:51z(現地時間12:51) 1局目の交信となりました。JH1OCCさん、ありがとうございました。

 その後、周波数を移りCQを出したのですが、応答はありませんでした。部屋からインターネットが使えるので(ただし有料)、セルフスポットすれば呼ばれたのかも知れませんが、単なるVKなので遠慮しておきました(セルフスポットにはあまりよい印象はありませんし)。

 数時間仮眠を取ったあと、06時z過ぎから18MHz SSBで運用を再開しました。1交信あたり3分ほどのゆっくりとした交信を順調に続けていきます。しばらくして同時に複数局から呼ばれるようになったので、レポート交換のみの交信に変わっていきました。
 ところが妻によると「17時半からスパの予約を取ってある」とのこと。知らなかった。体が疲れていたこともあり、マッサージの誘惑が勝りました。運用時間は残りわずかです。なんて思っていると、リグのパワーがいきなり下がってしまいました。調べると、アンテナのSWRが高くなっていることがわかりました。オートチューナーのチューンが取れなくなってしまっています。

 ベランダに置いたチューナーに触ると、かなり熱くなっています。午後になって日があたるようになり、加えて雲も晴れてきました。制御部が熱でハングアップしてしまったのが原因だと考えました。壊れていないことを祈って、運用を中断、時間切れでそのまま外出となりました。

 ホテルに戻ってからは、翌日のダビングに備え、早めの就寝となりました。

夕方は18MHz、夜は10MHz

 翌日(12月22日)は、終日ダイビングで運用なし。アンテナチューナーの動作チェックだけしておきました。無事動作して一安心です。

 12月23日は、日本の祭日なので無線運用に充てることにしていた日です。ところが、午前中は、何も聞こえません。
 暇なので、アンテナを一工夫しようと考えました。
 ベランダから見下ろす隣の棟の屋上にワイヤーを引き降ろすことができれば、釣竿ほど目立たなくて済みます。長さも稼げます。ホテル内をうろつき屋上への出入り口を発見しました。ところが鍵がかかっており、勝手に入ることはできないようでした。
 あきらめて部屋に戻ったところ、屋上に水着姿の男の子があがってくるのを目にしました。水着姿ということは、どうやらプールのほうから屋上に上がれるようです。さっそく、プールに行ってみると、屋上への階段が見つかりました。

 さっそく屋上にあがり、ワイヤーを張りました。許可は得ていませんが、クレームがあれば即撤去するつもりです。



下に見える別棟の屋上にワイヤーを引き降ろした。
写真奥は、北西方向。日本に向けって開けていることが分かる。


 ただし、相変わらず何も聞こえないので、昼近くになって、あきらめて買い物に向かいました(後述の電気店等)。
 ホテルに戻って、18MHz CWでCQ。夕食に出かけるまでに50局強と交信できました。途中、アンテナチューナーが再びおかしくなってしまいました。冷蔵庫に入れて冷やしてみたら復活したので、やはり熱が問題だったようです。直射日光が当たらないように工夫することで、再発を防ぐことが出来ました。
 夕食後は、10MHzにオンエアー、順調に呼ばれました。30局ほど続けて交信したところで、呼ばれなくなりました。短い時間でしたが楽しめました。
 その後も7,10,18MHzで運用を行いました。
 正直、VK4をこんなに呼んでくれるとは思いませんでした。おそらく、JK1FNL/VK4というコールサインのお陰でしょう。せっかく移動しているんだから呼んであげようという、皆さんのお心遣いあっての交信局数だったと思います。


運用中。この写真は帰国前日なので、かなり日焼けしている。


 ちなみに今回の機材は、IC-7000、DM-330V(電源)、SG-239(チューナー)、CT-HAM(パドル)、USBIF4CW、SA1F(PC)、zLog、5.4m釣竿2本、同軸15m 1本といったところです。全部で8kgくらいでしょうか。
 ちなみに、手持ちの機材でより軽くしようとすれば、DM-330VをFP-30(FT-897用の電源)、SG-239をMFJ-902(小型マニュアルチューナー)、CT-HAMを省略(PCキーイング利用)とすることで、あと2kgほど減らせます。

ダイビング

 ダイビングには、22日と24日の2日間を当てました。正直言って、かなりの費用がかかるのですが、円高のお陰でかなりのお得感がありました。
 さすが、世界遺産、グレートバリアリーフです。サンゴ礁をはじめとする海の美しさを堪能できました。また、比較的浅いポイントが多いようで、酸素消費も少なくて済みました。
 今回から、水中カメラを替えました。これまでのカメラは、ボタンを押してからシャッターが降りるまで時間がかかることもあり、手振れが頻発していました。妻のカメラの故障を機に購入した新しいカメラは感度が上がり、さらには手振れ防止機能が付いています。かなりきちんと撮影できるのではと期待していました。

 いくつか写真をご披露します。名前は、現地で購入した魚図鑑を見ての私の判断も含まれますから、間違っている可能性もあります。
 照明がないに等しいですから、色が出ていないのは仕方ありませんが、かなりまともに撮影できたと思います(プランクトンが多い時期なので、照明があると水中の浮遊物に乱反射して、かえって綺麗に撮れないそうです)。
 


潜るなり居眠り中らしき巨大ナポレオンフィッシュに遭遇



これまた大きなコブシメ(イカ)。
保護色だったのに、警戒し始めたようで色が変わった。
映画「未知との遭遇」の円盤が思い浮かんだ。
街でおいしいイカフライを何度か食べたが、だいたいコブシメとのこと。



マダラエイ(White-spotted Eagle Ray)



素晴らしいサンゴ



サンゴに群れる魚たち



「Vサインは『サメが来た』の合図なんだから、水中ではダメよ」というのにカメラ向けるたびに、
反射的にこのポーズになるのが日本人。ちなみに我が妻です...



サンゴに付着しているこれ、何だろう? ペンギンの顔にしか見えない:-)

ダイビングショップ7SeasさんのBBSで教えていただきました。
ケヤリムシ目カンザシゴカイ科イバラカンザシだそうです。
クリスマスツリーワームともいうそうで、この季節にぴったりですね。



エビハゼ(Black-chest Shrinp Goby)。目がサッカーボールのよう



このポイントの人気者。とても大きなヤイトハタ(Malabar Grouper)。
ポチという愛称が付いているが、本当は女の子。
人懐こくて、餌付けもしてないのに向こうから寄ってくる。



これで大きさがわかる。それにしても警戒感なし。
「何も怖がらないから、そのうち釣り上げられてしまうのではと心配」とのこと。
日本では高級魚として珍重され、鍋料理にされるとか... クエやアラの仲間だそうです。




この日はクリスマスイブ。海の中からメリークリスマス。



ポイントまでは、この船で移動。揺れが少なく快適そのもの。



船にGPSロガーを持っていった。12月24日のポイントをグーグルマップにマッピングしてみた。
右上の赤い矢印(3箇所)がダイビングポイント


 このカメラは、購入時にはすでに型落ちだったため、かなり安く購入できたのですが、私としては大満足でした。ちなみに、新製品は水中ハウジングがまだ発売されていない場合があるというのも、型落ち品にした理由です。

 ちなみに、このダイブショップは、クリスマスも営業とのこと。しまった、クリスマスもダイビングにするんだった...

  お世話になったダイビングショップ 7Seas (クリックで同社のサイトに飛びます)


ケアンズの街のパーツショップ

 ケアンズの街の中心部は、500m四方くらいです。中心部では、電気屋や書店など、私がショッピングを楽しみたいような店はありませんでした。

 2006年にオーストラリア西海岸のパースに行ったとき、Dick Smithという電気店を発見、パーツまで売っていることに驚きました。ケアンズにも支店があることを調べてありました。もう一軒、Jaycar Electronicsという店もすぐ近くにあります。中心部から2kmくらい離れたところにあるので、タクシーに乗って行ってみることにしました。
 お店は、PCやオーディオ機器に加え、部品が一通り揃っています。抵抗を1本単位で買うこともできます。とくに、Jaycar Electronicsの品揃えに魅力を感じました。トロイダルコアの電源トランスなんかもありました。オリジナルキットも豊富です。
 お店のなかを撮影したかったのですが、何も買わないのに撮らせてというのも気が引けて、ましてや隠れて撮影という度胸もなく、店舗の外観だけの紹介です。


Dick Smith(クリックで同社のサイトに飛びます)



Jaycar Electronics(クリックで同社のサイトに飛びます)


 ここで、ちょっとした部品を買って、あとは通販を使えば、ケアンズでの電子工作ライフも不自由なさそうです。
 中心部から少し離れているためでしょうか、Dick SmithやJaycar Electronicsはもちろん、そのすぐ近くにあるトイザらスでさえ、日本人観光客は見かけませんでした。でも、アマチュア無線家なら、話のタネに足を伸ばす価値ありですよ。

170 QSOを達成

 帰国の前日の夜に運用を終了、最終的には170 QSOとなりました。夕方の18MHzと夜の10MHzが中心でした。14MHzでは、まったく交信できませんでした。聞こえたのは、YBの局同士のラグチューくらいでした。7MHzもわずかです。運用時間の関係でしょうか、コンディションや設備の関係でしょうか。
 とはいえ、お手軽海外運用としては、まずまずの結果でした。あえていえば、初日の夕方に、チューナーがトラブルを起こしてしまったことだけが残念でした。
      CW  SSB
 7MHz  20
10MHz  55
18MHz  79  16

 total  154  16

 さて、QSLカードですが、約150QSOだった5Z4や、60QSOだったKL7は、自分でA4の用紙に印刷して切り取って作りました。しかし、紙代やインク代を考えると、かなりのコストがかかってしまいました。
 2008年になってから知ったある印刷会社は、かなり安い費用でQSLカードを印刷してもらえます。とくにポストカードサイズは格安です。わたしは海外からの運用では、インターナショナルサイズにこだわってるので、少し割高ですが、それでも費用と手間をはかりにかけて、印刷会社に発注することにしました。

写真集

 のんびりするつもりで行ったはずが、連日、いろいろなところに出かけました。いくつかを写真でご紹介します。


世界遺産の熱帯雨林の山からケアンズ方向を望む。
山(世界最古の熱帯雨林)だけでなく海(グレートバリアリーフ)も別の世界遺産。




ブーメラン投げに挑戦。コツをつかむと滅茶苦茶面白い。
前回は飾るためのものを購入したが、今回は投擲用を何本か購入してしまった。




郊外の星空は素晴らしかった。
日が暮れたばかりの西のそらに、宵の明星が輝く。
その後、暗くなると満点の星。久しぶりの素晴らしい星空を堪能。
オリオン座のなかに、あんなにたくさんの星があったっけ?




熱帯雨林でよく見かける着生植物。
木の上に根を張って成長している。




スカイレール(ロープウェイ)で熱帯雨林に囲まれた村、キュランダに向かう。
ちなみに、川にはワニがうようよしているらしい。



キュランダからの帰りは鉄道で



この列車は、かつて11年間も「世界の車窓から」のオープニング映像になっていたそうだ。



お約束のコアラ



小型のカンガルー、ワラビー



よく見ると、赤ちゃんが顔を出している。

ニューギニア航空で帰国

 12月27日朝に空港に移動。ポートモレスビーまでは、わずか1時間20分です。ちなみに飛行機は48人乗り、もしくは98人乗りだそうです。今回は、98人乗りのF100でした。
 空港内の免税店でマンゴーを購入。12個で45ドルなり。ケアンズのスーパーでは、1個2.25ドルだったので、えらく高いのですが、検疫処理を考えれば仕方ありません。日本で買うより遥かに安いのは間違いありませんし。


こっちは2.25ドルのマンゴー。150円くらい!


 ワインも1本購入し、支払いも終わったところで、免税店の店員さんが「あっ、ポートモレスビーで乗り継ぎですよね。乗り継ぎの際に、おそらくセキュリティチェックがあって、液体物は没収だと思います」とのこと。預け荷物は、成田まで出てこないので、必然的に液体機内持ち込みの状況となります。これは、認められません。
 というわけで、ワインの購入はキャンセルとなりました。ポートモレスビー乗り継ぎの場合は要注意ですね。とくに女性の方、化粧品もほとんどがNGだと思います。このことは、帰国後、ニューギニア航空のページでも確認できました。
 ポートモレスビーまでの1時間20分の間に、しっかり食事と飲み物がでました。飲み物は、アルコールもOK。ビールのリクエストに対し、ニューギニア産のアイスビールが出てきました。美味。成田から車を運転しなくてはならないので、今のうちに呑んでおかなくては...


アイスビール、日本では見かけなくなりましたね。アルコール度数5.2%なり。



こっちは機内食



グレートバリアリーフのサンゴ礁、さようなら


ポートモレスビーの街が見えてきた。


 ポートモレスビーの空港は、小さな免税店があるのみ。現地通貨のキナのレートがわからず、お土産買うのは止めました(聞けばよかった)。帰ってから調べたらだいたい40円くらいのようです。
 ポートモレスビーから成田までは、飛行時間6時間半です。機材はB767です。
 機内への荷物持ち込みは、セキュリティチェックはあったものの、重量や個数のチェックはありませんでした。ケアンズ空港で買ったマンゴーは4kg近くあり、大きさもかなりのものだったのですが。
 預け荷物は、ダイビング機材を別荷物にできたので、問題なしでした。
 席毎のモニターはないのですが、モニターのすぐ側の席だったので、映画を2本楽しみました(うち1本は、「Mamma Mia!」で、かなりツボにはまりました。昔、ラスベガスで舞台見たし、ほぼABBA世代だし)。ストーリーを知っているミュージカルだから英語でも問題ないし。


あと1時間ちょっとで日本


 2/3くらいの搭乗率だったこともあり、ゆったりとストレスなく成田到着です。

 ポートモレスビーから成田までは近い!というのが実感です。ニューギニア航空を使うなら、週1回のフライトですから、まるまる1週間の休みが必要ですが、それが可能ならパプアニューギニア移動もいいかなと思いました。
 ポートモレスビーの治安やマラリアなど心配な点もありますが、現地旅行代理店に動いてもらって事前に免許が得られるという条件であれば、ダイビングリゾート滞在でリスクなく運用できそうです。

おわりに

 最近になって日本からのケアンズ直行便が減ってしまい、現地の観光業者や土産物店は強い危機感を持っているようです。逆にいえば、今ならサービスレベルも高く、円高ということもあり旅行のチャンスでしょう。また、潜りに行きたいなぁ(おいおい、無線じゃないのかよ〜)。

 VK4ということもあり、アマチュア無線運用記というよりも、観光旅行記になってしまいました。交信して頂いた皆様、そしてお読みいただいた皆様、ありがとうございました。


おしまい  2008.12.31