明日の○○を○○する…

JK1FNLによる(おもに)アマチュア無線と電子工作のページです。


「JK1FNLがすごい!」 AIによる要約


JK1FNLがすごい!』は、JK1FNL(小林直行氏)の1977年の開局から2024年まで、48年間のアマチュア無線活動を48項目に分けて振り返った小冊子です。タイトルは自画自賛ですが、著者自身が「タイトルと『はじめに』以外は、きわめてまっとうな活動紹介」と説明しています。

内容は大きく分けると

1.少年時代・開局期

  1. 小学6年生で電話級受験を決意(1977)
  2. 中学1年生で電話級合格・JK1FNL開局(1977)
  3. 中学2年生だけで大型アンテナを建設(1978)
  4. 中学2年生で海外とラグチュー
  5. 中学2年生で電信級に合格
  6. 高校時代のローカルラグチュー
  7. 高校2年生で2アマ合格(1981)

2.大学時代・コンピューターとの出会い

  1. 電気通信大学へ進学(1984)
  2. FM-7を購入
  3. 電子部品店でアルバイト
  4. ファクシミリマシンを改造(1985)
  5. 『初歩のラジオ』で製作記事を執筆
  6. 初の著書を出版
  7. パケットラジオを運用開始

3.パケット通信・ネットワーク時代

  1. アマチュア無線が縁で就職先が決まる(1987)
  2. アマチュア無線雑誌で連載開始(1990)
  3. UNIXマシンを導入
  4. シャック内LANを構築
  5. UUCPでインターネットに接続
  6. パケットラジオの本を自費出版(1991)
  7. 『実践パケット通信 コンピュータ・ネットワーク』を商業出版(1993)
  8. Windowsの本を商業出版(1994)
  9. Linuxの本を出版(1995・1997・1999)

このあたりは、単なる「無線家の回顧録」ではなく、アマチュア無線→パケット通信→コンピュータネットワーク→インターネットという技術史と個人史が重なっているのが特徴です。本人のプロフィールでも、1986年のパケットラジオとの出会いを大きな転機として説明しています。

4.デジタル通信・海外運用

  1. D-STARのプロトコル策定に関与(2001年~)
  2. アメリカのアマチュア無線資格を取得(2002)
  3. 海外運用を年に複数回
  4. 統一デザインのQSLカードを発行
  5. 作品がアマチュア無線雑誌の表紙に採用
  6. 海外運用で六大陸を制覇
  7. DX専門誌の表紙に採用

海外運用については、現在のプロフィールにも NA8O、3D2NA、V63O、FO/NA8O、CE0Y/JK1FNL、VK6AAS、5Z4/JK1FNL、FK/JK1FNL、YJ0NA、T88NA、8Q7FF、DL/JK1FNL、TF/NA8O、OX/NA8O、CN8NA など、多数の運用コールサインが掲載されています。

5.コンテスト・執筆・資格

  1. JARL主催コンテストで第1位
  2. 海外からのコンテスト参加で第1位
  3. 年間でコンテストに次々と入賞
  4. アマチュア無線以外の雑誌にも執筆
  5. 自身がアマチュア無線雑誌の表紙に採用
  6. 人気コンテストで9年連続入賞
  7. JARL自作品コンテストで入賞
  8. アマチュア無線雑誌の表紙をデザイン
  9. 通信系の資格をほぼすべて取得

特に雑誌活動はかなり大きな部分で、プロフィールによれば、パケット通信関係だけでも『モービルハム』30回、『CQ ham radio』66回、「コミュニケーション・テクノロジー」24回、「Favorite Tool」36回の連載があります。

6.海外活動・社会的活動・近年の活動

  1. 海外運用の本を自費出版
  2. ARISSスクールコンタクト成功
  3. JARL社員として活動
  4. ポッドキャスト番組に出演
  5. 過去の雑誌連載をまとめて自費出版
  6. ベランダアンテナでブーベと交信
  7. JARLコンテストXMAで第1位
  8. アマチュア無線以外でも多数の実績
  9. 「いけしゃあしゃあと自画自賛本を制作」

そして最後の48番目が、タイトルそのものをオチにしています。

この本の面白いところ

単純に「JK1FNLはこんなに賞を取った」という本ではありません。

むしろ、

1977年
→少年ハム
1980年代 電子工作・FAX・RTTY
1980年代後半 パケット通信
1990年代 UNIX・LAN・インターネット・出版
2000年代 D-STAR・海外運用
2010年代 DX・コンテスト・執筆
2020年代 海外運用・JARL・自費出版

という、48年間の趣味の変化そのものを追える活動史になっています。

また、2025年の頒布案内でも、著者自身が「48項目」を列挙した本であり、「『私のハムライフ』の再現も意図した」と説明しています。つまり、単なる自慢本というより、昔のアマチュア無線雑誌にあった「一人のハムの活動史」を現代に再現した回顧録と見ると、本の性格がよく分かります。

さらに2026年には、この本そのものを題材にした続編的な**『ほんとうに JK1FNLがすごい!のかをローカルLLMで確認してみた』**まで制作されています。

要するに、『JK1FNLがすごい!』の本質は「48個の自慢話」ではなく、12歳で始めた一人のハムが、電子工作、パケット通信、コンピューター、インターネット、デジタル通信、DX、コンテスト、出版へと活動領域を広げていった48年間のアマチュア無線史です。

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