Amazon PODで、新刊を3冊出版しました。5月21日発売です。いずれも、アメリカのアマチュア無線資格の問題集です。タイトルがとても長くなってしまいました。

2023-2027 General Class FCC Element 3 Question Pool アメリカFCCアマチュア無線資格試験 General Class 問題と解答 日本語訳併記版

2024-2028 Extra Class FCC Element 4 Question Pool アメリカFCCアマチュア無線資格試験 Extra Class 問題と解答 日本語訳併記版

アメリカのアマチュア無線資格試験は、VEと呼ばれるボランティアによって行われています。日本国内でも開催されています。
試験問題は、Question Poolと呼ばれる問題集にまとめられており、本番の試験も、そのなかから出題されます。したがって、問題をすべて覚えてしまえば、確実に合格できます。Question Poolは、パブリックドメインになっており、すべて公開されています。ARRLやNCVECのサイトで入手可能です。
ただし、3つのクラスのQuestion Poolは、問題数が数百問あり、すべてに目を通すのは、なかなかたいへんです。また、試験は英語は行われます。また、下位のクラスから順番に合格する必要があります。最上位のExtra Classに合格するまでには、1500問近い英語の試験問題に目を通さなくてはなりません。
そこで、制作したのが、この3冊です。各クラスの試験問題すべてに、日本語訳を併記しました。また、四者選択式の解答群のうち、正答にも日本語訳を併記いたしました。加えて、計算問題には、簡単な説明を加えるようにいたしました。
前述のとおり、実際の試験は、英語で行われます。したがって、日本語で正答できるようになるだけでは、合格できないと思いますが、各問題の理解には、おおいに役立つものと思います。
また、日本に比べて、アメリカの試験の難易度が低いことに驚かれると思います。「難しい物理の問題を解かせる日本」に対し「アマチュア無線を楽しむために役立つ実践的な知識を問うアメリカ」といった感じでしょうか。問題に目を通すだけでも楽しいと思います。